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孤村のともし火
¥1,320
1939~43年、飛騨山中を診療で廻った医師の三つの探訪記。加須良(白川村)では痛切な幼子の弔い話、山之村(阿曽布村)では民俗も探訪、杣が池(高根村)では伝説を詳しく紹介。ほかに民間療法と熊の膽の話。写真満載。 著 者:海野 金一郎 定 価:¥1200 発行日:2005.04.29 ISBN:978-4-903351-06-8 判 型:A5変判 頁 数:166 頁
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黒部奥山史談
¥3,300
加賀藩山廻り役の「奥山日記」を紹介し、明治初期の登山史の中から小杉復堂・山田珠樹・ウエストンらの新事実を語り、山案内人列伝として助七・瀬川栄吉・塚本繁松らを初登場とさせ、黒部開拓史の全貌と秘められた山道を古図と記録で明らかにする北ア山岳文化史。山名由来記や有峰古図の検討など含蓄溢れる文に貴重写真を多数添えた好著。 --- 著 者:湯口康雄 定 価:¥3000 発行日:1992.11.20
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神通川と呉羽丘陵 –ふるさとの風土–
¥4,400
飛騨国を発して越中を貫く神通川、そして呉羽丘陵。生い立ちから親しんできた著者の、文学作品と伝説、民俗学的・国語国文学的な考察を織り交ぜた壮大な歴史紀行(写真180葉)。無数の史的な小片が<<まほろば>>を織り上げる。 著 者:廣瀬 誠 定 価:¥4000 発行日:2003.9 判 型:A5判 頁 数:350 頁
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立山の賦 ―地球科学から
¥3,300
立山とその周辺を近畿中央部と対照しながら、活断層と地殻変動、深部構造と第四紀隆起、小竹貝塚、大伴家持と立山、飛騨山地の地震活動などを絡め地球科学と考古学・古代史の架け橋を試み、その最新データを全カラー報告。 著 者:川崎一朗 定 価:¥3000 発行日:2021.11.15 ISBN:978-4-86627-106-4 判 型:B5 頁 数:347 頁
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富山地学紀行
¥2,420
東の立山から南の飛騨、西の能登へ延びる山稜、これら三方は古い岩石で形成、北の海岸に向かうほど新しくなる富山県。その大地の重要な履歴を教えてくれる地学スポット50ヵ所をカラーで紹介。藤井昭二富大名誉教授を囲む12名の執筆。 著 者:藤囲会 定 価:¥2200 発行日:2012.3 ISBN:978-4-905345-23-7 判 型:A5判 頁 数:240 頁
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散居村の記憶
¥2,640
砺波平野の散居村は、広さ220平方km。散居民家数約8000戸。 その景観が近年の構造変化でどんどん変わり、更には空き家も多くなっています。 この本は 「散居村を形作ってきた農村風景、その周りを取り巻いている里山、散居村の中で形成されてきた町等の変遷を、その環境とそこに息づいていた人々の姿を活写し書き留めておく必要がある」(本文より) という熱い思いから、80名余りの執筆者が集い企画発刊されたものです。 著 者:NPO法人 土蔵の会 定 価:¥2400 発行日:2015.7 .7 ISBN:978-4-905345-85-5 判 型:B5変形 頁 数:348 頁
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富山県山名録
¥5,280
岳人94人が3年がかりで県内山名すべてを網羅《585》座。 20世紀後半、雪崩を打って山村は過疎化したが、山村文化の最後の砦は山名。 その由来や歴史民俗まで書き及ぶ本書をもって子供たちに《山》のある生活を伝えたい。 著 者:橋本 廣・佐伯邦夫・編 定 価:¥4800 発行日:2001・6 判 型:B5判 頁 数:400 頁
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地図の記憶
¥2,200
─伊能忠敬の越中国沿岸測量記 ★ご好評につき二刷発刊! 忠敬が日本全国を測量したのは経緯1度の長さを確定するためでもあった。 享和3(1803)年、越中沿岸を訪れた忠敬は何をし誰と会ったか、南北1度の確定と地図化はどのように具体化されたかを道中記と古絵図と文献で解明。 著 者:竹内 慎一郎 定 価:¥2000 発行日:1999.8 ISBN:978-4-905564-04-1 判 型:B5変判 頁 数:250 頁
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神通川むかし歩き
¥990
富山市街を流れていた旧神通川の左岸・右岸を巡ります。 〈目次〉 江戸時代の富山 4 富山城を歩く 6 神通川を歩く 8 神通川廃川地の建築物 18 古写真から見える風景 20 川漁師が見た神通川の風景 34 神通川・漁の記憶 50 富山名産アユ鮨 68 神通川船橋とその構造 84 神通川とその歴史 93 著 者:神通川むかし歩き編集委員会 定 価:¥900 発行日:2016.03.30 ISBN:978-4-86627-004-3 判 型:A5 頁 数:100 頁
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越中山河覚書Ⅰ
¥2,640
生活の変化とともに、その所在が忘れられつつある岩屋・ほら穴や岬を踏査し、その由来や伝承を取材。 また、多数の新旧の雪形を紹介。野生の生きものとも出会いの体験談も収録。 山国であり雪国ならではの富山を知る一書。 著 者:橋本 廣 定 価:¥2400 発行日:2002.4 判 型:B5変形判 頁 数:270 頁
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越中山河覚書Ⅱ
¥2,640
水にまつわる4章に分ける。 特色のある海辺と島々、七大河川ほか47の川、称名滝ほか83の滝、人造湖から自然湖まで63の湖沼。 山河をじっくり見詰めると、誰にも郷愁のように送り処のない愛が身内から湧き上がるだろう。 著 者:泉治夫・林茂・山本勝博・武田宏・佐藤久三・編 定 価:¥2400 発行日:2003.8 判 型:B5変形判 頁 数:313 頁
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北越の山歩き
¥880
山をこよなく愛し、富山山岳連盟の発展に尽力した著者が、自ら踏査した数々の山、そしてそれをめぐる様々な人との触れ合いについて語る。その範囲は広く富 山県全域、飛騨から遠く福井、越後、更には佐渡島にまで及ぶ。厳しくも、また楽しい山の魅力が、著者の巧みな語りによって綴られていく。 桂新書6 著 者:橋本 廣 定 価:¥800 発行日:1992.6 判 型:新書版 頁 数:185 頁
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鉄道の記憶
¥4,180
明治30年(1897)県内最初の中越鉄道(高岡~出町)。翌31年の北陸線(石動~富山~宮崎)以後、開通順に立山軽便鉄道(滑川~五百石)富山電気鉄 道(富山市内)富山軽便鉄道(富山~笹津)神岡鉱山線(笹津~神岡)砺波軽便鉄道(石動~青島)庄川水電軌道(青島~小牧)富山県営鉄道(南富山~粟巣 野)黒部鉄道(三日市~宇奈月)日電専用軌道(宇奈月~欅平)富岩鉄道(富山~岩瀬)越中鉄道(富山~新湊)立山砂防軌道(千寿ヶ原~水谷)飛越線(富 山~高山)富山電気鉄道(富山~上市)高岡軌道線(万葉線、高岡~新湊)。全17線について《試乗記》など当時の新聞記事を網羅、また建設の背景や経営を 評論。使用写真七百点の壮大な歴史図鑑! 著 者:草 卓人 定 価:¥3800 発行日:2005.11 ISBN:4-903351-02-5 判 型:B5変版 頁 数:700 頁
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地震の記憶
¥2,640
-安政5年大地震の証言 1858年2月26日未明、M6.8規模の大地震に襲われた越中。深夜の眠りを覚まされ外へ飛び出した人々の見たものは何か。諸所から集められた家屋倒壊や液状化噴出など数十の証言を古文献から解読。泥洪水の悲惨も現地を比定して克明に解明。 著 者:廣瀬 誠 定 価:¥2400 発行日:2000.2 ISBN:4-905564-13-1 判 型:B5変版 頁 数:260 頁
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越中五箇山 炉辺史話
¥880
平地へと広がる峠道、対岸と結ぶ籠の渡、念仏道場を中心とした信仰、塩硝を生産し流刑地であった江戸期、合掌造り集落として世界遺産に登録など、明治になるまで架橋されず、外界と隔絶された秘境ともいえる五箇山の暮らしと信仰と歴史を語る。 著 者:千秋 謙治 定 価:¥800 発行日:2009.11 判 型:新書判 頁 数:228 頁
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近世砺波平野の開発と散村の展開
¥8,800
近世を通じて砺波平野の新田開発がどのように進んだかを具体的に説明し、散村の成立とその史的展開を論証(一~三章)。庄川の治水と用水(四・五章)。砺波平野の十町(六章)。農業技術史(七章)。巻末に砺波郡の近世村落一覧表。 著 者:佐伯 安一 定 価:¥8000 発行日:2007.10 判 型:B5 頁 数:371 頁