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日本人の罪 メリー・クリスマス 翁久允戯曲集1
¥1,100
—翁久允叢書2 翁久允(1888-1973)が、自ら主宰した郷土研究誌『高志人』(こしびと)に1947年5月から1948年4月までに発表した戯曲三作。第二次世界大戦後の混乱が収まらない時期の富山市や近郊の町を舞台に、地元のことばである「富山弁」が、当時の世相描写にリアルな臨場感を与えて物語が展開する秀作である。 著 者:須田満・水野真理子 編集 定 価:¥1000 発行日:2023.12.16 判 型:文庫 頁 数:259 頁
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悪の日影
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—翁久允叢書1 シアトル近郊で働きながら学校に通う文学青年戸村が、仲間たちとともに恋や人生に悩む姿を、自然主義的な作風で濃密に描いた青春群像劇。既婚者である酌婦らとの恋愛、青年たちは異国において人生の悲哀を味わい苦悶する。サンフランシスコの邦字新聞『日米』に1915年に発表された移民地文芸の代表作。 著 者:須田満・水野真理子 編集 定 価:¥1000 発行日:2023.10.1 判 型:文庫 頁 数:340 頁