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地域統合の多様と複合

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 一六・一七世紀という時代の意義を、中世・近世の大転換とみるのか、近世・近代へと歩み始めた時代とみるか、一定の見通しをもって列島各地で地域研究を進めるべきではないかという認識で始まった北陸中世近世移行期研究会の七年間の研究成果である。
 一六・一七世紀の日本列島では、大名領ごとの地域国家形成と国郡単位の一揆による地域統合の動きが厳しく対峙したが、一方で在地・庶民のもとめもあって双方の融合や連携・協調の動きもおきた。それが織豊政権による天下統一、徳川幕府による近世国家確立を促す要因の一つともなった。北陸地域でこうした地域統合のうねりが、どのような矛盾・対立あるいは協調・連携のなかで生じ、「近世」的統合もしくは近世的支配に帰結したのか。一六・一七世紀に対象を絞り、地域統合の様相を「多様と複合」という視点から、一〇名の中世史・近世史の研究者が検討。


著 者:北陸中世近世移行期研究会編
定 価:¥3600
発行日:2021.12.20
ISBN:978-4-86627-108-8
判 型:A5
頁 数:423 頁

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